ロラックとはメイクアップ・アーティスト、キャロル・ショーが作ったブランド。キャロル(CAROL)をひっくり返して、「LORAC」というのはあまりに有名なお話。また、女優の名前をつけた口紅が、ラインに入っていることでも有名。
●容器
黒いリップスティック型。マットな黒で、汚れがつきにくく、すべりにくいです。真ん中にシルバーのラインが入っており、「LORAC」の文字が黒抜きされています。材質もデザインも、M.A.C と似ています。キャップの上の角が少し丸みを帯びているのと、大きさがロラックの方がこころもち大きいかなという程度。でも、これは比べてみないと気付かないくらいの違いです。
シルバーのロゴの部分を持って、下の黒い部分を回せば、口紅が繰り出せるような作りになっているわけですが、そのどちらもが、キャップをはめた状態で露出しているため、キャップをはめていても口紅を繰り出す方向へ回すことが可能に。でも、これは、アメリカの口紅に共通の特徴で、容器の作りの甘さもあって、新品の状態でも頭がつぶれているというのは、よくあることですね。
●使用感
のびがよく、塗り心地はなめらかです。ぴとっとつく感じはありますが、それほど重いということもありません。味はほとんど感じませんが、アメリカもの独特の香りがします。M.A.C. もそうですが、お菓子のような香り。バニラっぽいというのでしょうか。その香りのせいで、味がするような気が。
●発色
さて、色は、以下の 10 色です。淡い色から濃い色へという順番でご紹介します。
003 SHIMMER:白パール。他の口紅にパールを ON。
007 KIM: 白ベージュ。かなり薄い色です。
005 GEENA:肌色ベージュ。まだまだ薄い。
009 MEG:少し赤みが入った淡いブラウン。塗るとキャラメル唇に。
010 SUZANNE:朱の入った淡いブラウン。塗ると朱が勝って可愛い色に。
006 JULIA:正統派ブラウン。ナチュラルな赤みが出ます。
004 FRAN:赤みの効いたブラウン。唇に塗ると赤く発色します。
008 LAURA:ココアブラウン。シックな発色です。
002 DEMI:落ち着いた赤。塗ると華やかレッドになります。
001 ANJELICA:濃いブラウンレッド。塗るとワインレッド。ダーク華やか。
どれも、一度塗りで、きちんと発色してくれます。マットな(透けない)色付きなのに、仕上がりはツヤがあります。雑誌などでは、仕上がりもマットであるように紹介されていますが、私の印象は少しちがいます。マットなのにツヤがあるという感じ。
薄い色でも、透けないので、病人にならないようなメイクが可能。ただし、モードっぽくなります。
003
SHIMMER は、ホワイトパール口紅。他の口紅に ON することで、いろいろな楽しみ方ができますね。
それから、すべての色に共通なのは、スティックで見るよりも明るめに発色するということ。とくに、濃い色ほど明るさがはっきりします。ただし、これは、すべての人に共通かどうかわかりませんので、必ず、お試しされることをお薦めします。
ちなみに、010
SUZANNE の色は、エスティのハニーハニーに似ています。そして、009 MEG の色は、ネサンスの BR404 に似ています。(質感は違います。)
ロラックの口紅の全体的な感想は以上です。次は、各色について、トータルメイクバランスとして、ファッションを含めてご紹介していきます。

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